動画をようやくきちんと見ました。
遅くてすいません・・・
ニュースでは見たい聞いたりはしていましたが・・・

これってすごく話題になってましたが、こういった広報は『ユニーク広報』とか言われて昔から普通に使用されているものなんです。(なので自分の中でそれほど珍しいことじゃないな、と思っているのもあり、動画は見ていませんでした。)

混乱が予想される場所で、雑踏に対する呼びかけは威圧的なものだと、かえってその場を混乱させることがあります。
そういったときにその場を和ませ、警察の広報に耳を傾けさせる意味で使用されています。

例としてよく使用されているのは、年末年始の初詣の神社等です。
参拝まで長蛇の列で非常に長い間待たされたことがあるかと思います。

そういった時は皆がイライラしてきて雑踏が乱れ、思わぬ事故を招くことになります

その時、警備にあたっている警察官の広報で

「押さないでください!!」

とか

「走らないでください!!」

などの呼びかけは普通ですね。
ユニーク広報とはそれ以外に

「皆さん!!急いでお参りされてもご利益は一緒です!
ゆっくり押し合わずに参拝いたしましょう。」

とか

「走らずゆっくりお進みください!
走らなくても神様は逃げたり致しません。」

みたいなことを言ったりします。

そうすると笑いが起きたりして、その場が穏やかになったりします。

『なったりします』とあえて書いたのは、そういった広報をすると中には「不謹慎だ!」とか「ふざけるな!!」と言う方もいる訳です。

実際社会情勢や諸般の事情により『ユニーク広報』の使用を控える時期なんてのもありました。
そういったリスクも考慮して行わなければいけません。

今回のDJポリスのケースも、仮にこの広報を聞いてサポーターが暴徒化した時には、翌日の新聞は

『警察官、サポーターを扇動!!渋谷大混乱!』

なんて記事になっていたかもしれません。

もちろんそうならないように、人員配置、呼びかけの内容等、何日も前から綿密な警備計画を立ているでしょうし、それを実施した警察側の万全の警備態勢があったからこそ、大きな混乱がなかったということ言うまでもありません。

DJポリスが許可なく勝手にあんなこと言ってたら、上官にメチャクチャ怒られます・・・間違いなく。

これからしばらくは全国の雑踏警備の現場で警察官による、『ユニーク広報』が見られるかもしれませんね。

警察監修:古谷謙一