「教場Ⅱ」

警察監修から見た「教場Ⅱ」の現場

弊社監修作品のオンエア情報です。

2021年1月3日(日)、4日(月) 21:00~
フジテレビ スペシャルドラマ「教場Ⅱ」

昨日のブログの続きになりますが「教場Ⅱ」を楽しんでいただくうえで、警察監修的に是非知ってもらいたいこと、それは警察官の所作であり、その訓練の大変さです。
作品で描かれているほとんどの場面に、きちんと決まった所作がありキャストの皆さんにはそれを念頭において、お芝居をしてもらう。
それも踏まえた訓練を撮影開始前から1ヶ月近くみっちり行いました。
歩くときは1歩何センチ、敬礼のTPOによる違い、姿勢、立ち位置、目線など驚くほど細かいです笑
クランクイン前から始まった訓練は撮影中も続き、しかも演技もしなくてはならず本当に大変だったと思います。
私も現職の警察官に負けないくらいの警察官になってもらいたいと思って訓練しましたから…

開始当初は「イケる」と思った訓練でしたが、回数を重ねても、なかなか動きが合わないといった状況が続きました。
スタッフも視聴者の皆さんも前作の「教場」という『正解』を知っているので、このままだとまずいという焦りを感じていたのを覚えています。
198期の時は俳優としてのキャリア、経験的に豊富な方々の個性とリーダーシップで学生たちがひとつにまとまるというイメージがありました。
ですが、今作の200期生は198期と比べると平均年齢も若く、序盤は、全員で揃えようという意識より、とにかく個々が所作を覚えることに精一杯というように見えることもありました。
それは私が、198期で培った訓練経験がうまく活かしきれなかったということでもあり、改めて所作訓練の難しさを痛感しながらの指導でもありました。
そうして訓練を重ねる中、所作訓練や行進のシーンでは以前「未満警察」という警察学校が舞台の作品を警察監修した際に(「教場」とは全く異なるテイストですが)そのドラマの主演のお二人が「警察学校の訓練は事務所の養成所時代を思い出す」と話していたことを思い出しました。
それぞれが各自の動きを正確に覚える、大勢で同じ動作を行うということなど、実は所作って振付に通じる部分も多いのです。

そして、最終的には後編を見ていただいた皆さんに判断してもらえればと思いますが、警察監修を担当した私が言えるのは、200期の学生は198期同様に素晴らしい所作を身に付け、お互いの足りない部分を補うという部分では、まさに『警察学校の学生』そのものでした。
学生役の皆さんのクランクアップで、ほかの出演者の方が涙をしているのを見て、自身の警察学校の卒業式を思い出したくらいです。
風間教官の過去や199期での出来事、200期生の成長はもちろんですが、後編の所作は改めて必見と言えるものになりました。

是非ご覧ください。

フジテレビ スペシャルドラマ「教場Ⅱ

演出
中江功

脚本
君塚良一

出演
木村拓哉

濱田岳
上白石萌歌
福原遥
矢本悠馬
杉野遥亮
目黒蓮(Snow Man)
眞栄田郷敦
岡崎紗絵
戸塚純貴
高月彩良
樋口日奈(乃木坂46)

重岡大毅(ジャニーズWEST)

三浦貴大
佐久間由衣
嘉島陸
工藤阿須加
川口春奈
葵わかな
富田望生
味方良介
村井良大
大島優子
三浦翔平
佐藤仁美
和田正人

高橋ひとみ
松本まりか
小日向文世

北村匠海
光石研
小林薫

警察監修・警察考証・警備監修
古谷謙一

これを読むと警察ドラマの理解が深まり、ドラマがさらに楽しめます。